[本]スティーブ・ジョブズ 成功を導く言葉

2009年6月14日 at 9:38 pm コメントをどうぞ

タイトルを読んで、「あ〜、あなたなら読みそうな本ね」と思われたことでしょう…(^_^;)
そこで、今回は「決してマニア向けの本ではない」ということを頑張って語ってみたいと思います!

この本では、今までジョブズがプレゼンやスピーチ、インタビュー、社内で語った台詞の数々の英文と秀逸な訳とともに、それにまつわるエピソードや解説が書かれています。
章立ては以下の通り。

第1章 新しいマーケットを創り出した言葉
第2章 ビジネスを成功へと導く言葉
第3章 孤高のブランドを築き上げた言葉
第4章 仕事に妥協しない信念の言葉
第5章 世界を一変させる革新の言葉
第6章 聴衆を魅了するプレゼンの言葉
第7章 揺るがないビジョンをつかむ言葉
第8章 人生を自ら切り開く言葉

「でもさー、これってアップルやスティーブ・ジョブズに特別な思い入れがある人が読むからグッとくるわけでしょ?」
「私にとっては、スティーブ・ジョブズもビル・ゲイツも、マイケル・デルも一緒だよ」

おっしゃること、分かります。もし、この本がビル・ゲイツやマイケル・デルの本だったら、私は間違いなく読んでいない。
分かった上で、是非ともオススメしたいのは、こんな方。

(1)スティーブ・ジョブズのスタンフォード大でのスピーチに感動した方
(2)英語のスキルを上げたい方

(1)スティーブ・ジョブズのスタンフォード大でのスピーチに感動した方

今までアップルの製品を使用したことがなくても、世界中に感動を与えたこのスピーチに心を動かされた人は私だけではないと思います。
彼が歩んで来た人生について、何の予備知識もなく聞いた人でさえ感動を与えたということは、彼のストーリー構成能力であり、人生経験に裏打ちされた強力なメッセージが込められていたからこそでしょう。
でもここで、もっと彼の人生について知っていることがあったとしたら?このスピーチの感動が、さらに深くなると思うのです。
彼がどういう考え方の持ち主で、何を目指し、どう社員を導いてきたのか?それが分かるのが、この本。

例えば。
このスピーチを聞いたことがある人なら、ジョブズがアップルを追い出されたことがあるのはご存知だと思います。
でも、彼を追い出した当時のCEOは、ジョブズが自ら説得してアップルに招いた人。この口説き文句は有名なのですが、この台詞を考えると、何とも切なさが増します。

この本を読んで、スピーチをもう一度聞き直すと、「これってこういうことだったんだ…」という思いとともに、感動が深まること間違いなしです!

(2)英語のスキルを上げたい方

この本で取り上げられている英文を読むと、驚くほど平易な単語が使われていることが分かります。
平易な単語の組み合わせにより、パワーを持つメッセージが生まれるということが、大変興味深いです。

ちょっと本からは離れますが、ここに、面白い統計がありまして、スティーブ・ジョブズ、ビル・ゲイツ、マイケル・デルがプレゼンで使用したテキストの分析がされています。

Bill Gates and Steve Jobs: Keynote text analysis

http://blog.seattlepi.com/microsoft/archives/110473.asp

一文に含まれる単語数や、難しい単語の比率、分かりやすさ、といった指標で、どれを取ってもジョブズのプレゼンが分かりやすい、という結論。
人々の心をつかむには、ストーリーの構成も重要ですが、分かりやすい表現を用いることも重要だということ。
そう考えると、英語の学習に対する姿勢も何となく変わってきませんか?
私は、中学・高校で習った単語を改めて見直そうという気持ちになりました。

例えば、buildという単語。

” I’m a product guy. I believe if you build great products, people would respond to that.”

私は、これを見て、「私だったら make product と作文するな」と思いました。なぜ build なのか?
ちょうど持っていた「ビジネス・プロフェッショナルが使うパワー英単語100」によると、

“Build” には建造物のプロジェクト、つまり、計画に従って材料と努力を投資し、特定の段階を経て遂行されるというイメージがあります。そのため、よく考えられた計画と目的があるように響きます

とありました。

納得!!こうして、一つ一つ丁寧に英文を見ていくと、面白い発見があります。
それから、それぞれの訳が秀逸なので、「私だったら、どう訳すかな…」と考えながら読むのも面白いです。
ので、英語のスキルを上げたい方には、オススメです!

ちなみに、書店の規模によっては置いていないところもあると思うので、ご購入はアマゾンが便利です。

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