ビッグ3やトヨタの地位に取って代わるのは、新規参入者かも知れない

2009年1月12日 at 8:23 pm コメントをどうぞ

最近、「不況は創造的破壊のチャンスだ」という言葉を胸に、テクノロジーの世界を興味深く観察することにしている。

現在、日経新聞の「やさしい経済学」を執筆されている今井賢一先生の「創造的破壊とは何か」を読みつつ、創造的破壊の主体は企業家(アントレプレナー)であることを改めて学ぶ。

一つのテーマを自分の中に持っていると、不思議と自分が望む情報が入ってくるもので、そこで出会ったのがこの記事。

WSJ: Technology Levels Playing Field In Race to Market Electric Car

何とも魅力的な響きのするタイトルだ。
電気自動車市場において、テクノロジーが、新規参入者に均等な競争機会を与えている。
曰く、ガソリンで走る自動車の場合、開発も生産も複雑化しているが、電気自動車の場合は、部品も比較的少なく、より簡易にコストも少なく組み立てることができるそうだ。
かつて、PCはIBMによって独占されていたのが、部品を持ってくれば誰でも組み立てられるようになり、やがてその価値はハードからソフトへと移り変わって行ったという歴史が、自動車産業でも起こるのではないだろうかと思えてくる。

“It’s almost hopeless for a latecomer like us to compete with GM and other established auto makers with a century of experience in gasoline engines,” said Mr. Wang in an interview, pacing and juggling calls in BYD’s headquarters on the outskirts of Shenzhen. “With electric vehicles, we’re all at the same starting line.”

このBYDという会社は、1995年に携帯電話用の電池の生産からスタートした会社で、今や自動車までも生産している。
まさに、「創造的破壊とは何か」の冒頭で述べられている定義である「新結合」を「創る」を実現したといえよう。
ちなみに、この電気自動車用のバッテリー(リチウムイオン電池)については、元インテルCEOのアンディ・グローブも注視しているようなので、今後も要注目だ。

不況は創造的破壊のチャンス。
産業構造の転換を、この目で見られるかも知れないと思うだけで、世の中の動きから決して目を離してはいけないという思いが強くなる。

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