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今だから理解できること
(海外に限らずですが)海外に行く際のアポの取り方(特に学生の方へ) – shibataismの日記
自分の修士課程時代を振り返るとともに、改めて猛反省しました。
私自身も、シリコンバレーの企業にアポイントをお願いした経験があるだけに、本当に耳の痛いエントリでした。
特に、自分達が会うことによって、相手の方にどのようなメリットがあるのかを全く認識していませんでした。筆者の方は「自分も20歳そこそこだった」と書かれていますが、私なんて20歳そこそこどころか、30歳を目の前にしていた年齢。お恥ずかしい限りです。
こうして振り返ってみて、このエントリを「耳の痛い」ものだと認識できるのも、当時、本気で叱って下さった方がいたからだと改めて思います。
世の中には、自分の誤った行動を改善するためのヒントを周りからたくさんもらっているにもかかわらず、他人事のように捉えて全く改善できない人もいます。それは、認識する側にも問題がありますが、指摘する側の言い方が優しすぎることも一因ではないかと思ったりもします。
その点、今思い直すと、私は恵まれていたと強く思います。優しく見過ごしてもらわなかったことを、むしろ感謝しています。
それから、とても言い訳がましい表現ですが、このような過ちは、学生に限った話ではないのではないかとも思います。
というのは、これらの書籍を読んで分かったこと。
英語で意見を通すための論理トレーニング
3行で伝わる英文ビジネスEメール
これらの書籍では、「相手に何かを依頼するときは、自分(I)ではなく、相手(You)の視点で考えること」「どれだけのメリットがあるかを強調すること」が、繰り返し述べられています。
特に、「英語で意見を通すための論理トレーニング」では、日本人特有の誤りを指摘しつつ、悪い例と良い例が比較されているので、「自分たちの行為の何が悪いのか、具体的に良く分からない」という学生さんは、参照されると良いかと思います。
と、こんな片隅で情報を発信しても届かないとは思いますが。。。(^_^;)
Add comment 2009年9月26日
吉岡さんの「日本語が蘇るとき」を読んで
吉岡さんの「日本語が蘇るとき」を読んだ。
本エントリの主題となっている書籍「日本語が亡びるとき」は、”積ん読”状態になっているので、書評を絡めることは出来ないのだが、梅田さんのかつてのブログが懐かしく思い出されたので記録。
ITにおけるビジネスを専門とする梅田が、世界で起こっている事をブログで紹介するという連載をかつてもっていた。英語で書かれた記事を日本語で解説するという行為はまさに水村の言う二重言語者である。梅田は自分の後ろに彼のような二重言語者が数多く現れることを期待したのではないか。しかしかつての彼のようなITの最先端を日本語に翻訳し日本語で発信し続けるブログは今日現在現れていない。
2001年2月。従兄がスタンフォードに留学していた際に、初めてシリコンバレーを訪れた。
シリコンバレー発祥の地と言われているHPのガレージを見た後の、HP本社の広さの衝撃。牧歌的風景が広がるオラクル村、Yahoo!、MaCafee、聞いたことのある会社のオフィスを眺めながら、既に大きく成長した企業が目立つ一方で、これらの企業に対抗すべく数々のベンチャー企業が生まれては消え、を繰り返していることを知った時、「何て面白い場所なんだ!」と思った。この時から、「シリコンバレーで起きていること」は私にとっての最大の関心事となった。
日本に帰ってから、梅田さんのブログを知り、本当に有り難い情報源となった。当時は、関心はあるものの、何を情報源にすれば良いのか全く分からなかっただけに。
土日を除いて毎日更新されるエントリが楽しみで楽しみで仕方なかった。土日の更新がないことが寂しいくらいに。
スティーブ・ジョブズのプレゼンがいかに素晴らしいものであるかを知ったのも、ベンチャー企業がIPOをするということの意義を考えさせられたのも、今では当然のように利用しているRSSリーダーというツールがあることを知ったのも、このブログを通してだった。
後に、慶應ビジネススクールに入学し、校内で梅田さんの特別講義を受ける機会にも恵まれた。
所属した研究室でシリコンバレーに行く機会にも恵まれた。この時に、訪問したPostiniという会社で、いかに今までサバイブして来たかという話を創業者からリアルに聞くことが出来た。数年後、Googleに買収されたというニュースを知って、シリコンバレーのダイナミズムを肌で感じた。
今では、Bay Areaに住む同年代の友人も出来て、彼らと日本やBay Areaで会った時や、メールでシリコンバレーで起きていることを話題に出来るのも、梅田さんのブログがあったからこそだと確信している。
こんな思いに浸りつつ、確かにあのブログ以来、「ITの最先端を日本語に翻訳し日本語で発信し続けるブログは今日現在現れていない」のはおっしゃる通りだと思った。
と同時に、今後、このようなブログが出てくる(日本語が蘇る)可能性はあるのだろうか、と考えたりする。恐らく、期待されているのは自分のような30歳代前後なのだろう、と思いながら。
渡辺千賀さんのブログで「日本は立ち直れない」という言葉だけが切り取られて、批判されている様子を見ると、二重言語者の増加は見込めそうにない気がする。
でも、渡辺さんは批判を覚悟の上で、それ以上に危機感を持ったからこそ、一人でも「海外に目を向けようとする姿勢」を持つ人が増えて欲しいとの思いで書いたエントリではないかと思うのだ。
で、私はどうなのか?
拙い訳と数行の感想文程度であっても、テクノロジーの世界で起きている様子をメモしていけたらな、くらいにしか思ってない。のが正直なところ。
ネットの世界の隅っこで、ほそぼそと暮らして行こうと思ってマス。
Add comment 2009年5月9日
シリコンバレーやAppleの今後
滞在中の日記で省略してしまったコトをいくつか。
■今のシリコンバレーで面白い会社は?
今回、Richardに会ったら絶対に質問しようと思っていたこと。
ちょっと答えに困っていたようだけれど、「あくまで個人的に」と断った上で答えてくれたことは、
-Google:next big thing
今年の5月、Googleはバイオベンチャーに出資している。
http://venturebeat.com/2007/05/22/google-invests-in-biotech-company-23andme-to-form-genetic-database/
Richardの専門でもあるバイオ分野で、広告ビジネスに次ぐ大きなことが出てくることを期待している模様。
-SNS
SNSでも、特にベビーブーマーを対象にしたmonster.comや、ヒスパニックなどの移民を対象にしたSNSに注目しているらしい。
移民に特化したものなんて、アメリカならではという感じがする。
帰国してみると、タイムリーにもマイクロソフトがFacebookに出資しようとしているとのニュースが。
梅田さんなんて、「2007年はFacebookの年」というエントリを書いている。
http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20070926/p1
今後もTechcrunchをまめにチェックしておくことにしよう。
http://www.techcrunch.com/
■ジョブズ様なき後のAppleは
巷では議論され尽くされている内容だけれど、Apple訪問の際に、社員の方から仕事の功績の評価の仕方を教えて頂いた。
下:お金を残す
中:仕事を残す
上:人を残す
スティーブ・ジョブズの経営者としての評価は、彼がいなくなってから初めて真価が問われるという。
果たして、彼がいなくなっても人は残るだろうか?
「さすがに、自分がいなくなった時のことはきちんと考えていますよね?」と希望的観測を含めて言ったところ、
「ん〜、どうだろう?」と少々心もとないお答えを頂く。
「でも、自分の時代だけ良ければいいという考えではないですよね?」と質問すると、
「それは違う」とキッパリ。
というのも、Appleという会社は、お金を稼ぐためではなく、「この世で最も優れた製品を作り出すために存在しているから」とのこと。
当たり前だけど、いつかジョブズはいなくなる。
それでも、Appleという会社が、この世で最も優れた製品を私たちに提供してくれる会社であって欲しい。
これからも、シリコンバレーからは目が離せない。
Add comment 2007年9月30日
Howdy from ….
来ちゃいました。
これで3度目の滞在となるシリコンバレー。
短い夏休みを利用して、ここMenlo Parkにある語学学校に通うことにしました。
たった一週間じゃ意味ないかなぁ、と思いつつ、また来たかったからこれでいいのだ!
今回は、偶然にも従兄夫婦の滞在と日程が途中から重ることもあり、心細さもあまりない。
明日は、従兄の友人のアレンジで、午後から外出。
明後日は、ほかやんさん宅のBBQパーティーにお誘い頂き、これで今週末の予定は決まり♪
語学学校の先生が言っていたけれど、生徒のほとんどは、知り合いが近くにいないから、週末は暇になってしまうとのこと。
その点、私はなんて恵まれているのだろう。と、全てに感謝。
ゆっくり休んで、明日からの日々に備えよう!
Add comment 2007年9月15日
アントレプレナーあってのVC
「アントレプレナーがいてこそ、私達のビジネスは成り立っているのです」
士農工商でいうと、アントレプレナーの方がVCより地位が高いとのこと。
昨日話題にしたGCPでのお話。
一方日本では、VCを作りすぎてたため、アントレプレナーを捜し求めて営業に走り回るという状況も。
「鶏が先か、卵が先か」という議論といってしまえばそれまでですが、私にはとっては新鮮な響きでありました。
そこには、アントレプレナーに対する尊敬の念が現れていると思うのです。
また、日本ではITベンチャーに対する企業の”拒絶”がITベンチャー企業の存続を妨げているという話題にもなりました。
大企業特有のロジックや言語を知らないベンチャーは、企業からすると「言ってることが分からん存在」となるようです。
ライブドアVSフジテレビがそのいい例だと。
楽天VSライブドアの球団騒動にしても、大企業のロジックを身をもって知っていたからこそ三木谷氏に軍配が上がったということかも知れません。
それから企業の減点主義に基づく評価制度にまで話題になりました。
とにかく、シリコンバレーのITベンチャーとは話をするが、日本のITベンチャーとは話をしないと。
なぜなら、失敗した時に、「シリコンバレーのITベンチャーの技術なら仕方がない」と言い訳が出来るから。
「日本のITベンチャーに、こんなにいい技術があるんです!」と持っていっても、「どこの馬の骨とも分からんところの技術に・・・」となり、失敗したら「やっぱり日本だからだよ」と×が付けられる。
それって、芸術作品を、値段の高さでしか評価できないことと一緒では?
アントレプレナーに対する尊敬、とまではいかないまでも、正当に評価され、大企業と歩み寄れる日はいつになったら来るのでしょうか。
人材が流動化し、大企業ロジックというナレッジが移転される状況を気長に待つしかないのだろうか。。。
Add comment 2005年9月2日