[本]佐藤可士和の超整理術
2008年11月24日
佐藤氏は、NHKの「プロフェッショナル/仕事の流儀」で感銘を受けた人の一人。
でも、ここまでメジャーになり、書籍まで出されると、食傷気味になってしまう私。
ところが、先日、たまたま地下鉄のフリーペーパーで彼の主張を読んでみたところ、一転して著書が読みたくなってしまったのでありました。
「彼の著書から大いに学べそうだ」という予感もありました。
まず、表紙を見ると、「超整理術」というタイトルの下に英語のサブタイトルが付されています。
“Ultimate Method for Reaching the Essential”
「整理術」を単純に英訳したものではない。
ここに、この本で彼が最も主張したいことが込められていると思います。
「整理とは、物事の本質にたどり着くための手段である」ということ。
私がこの書籍から抜き出したキーワードは以下のとおり。
空間の整理ープライオリティ
情報の整理ー俯瞰
思考の整理ー思考の言語化、他人事を自分事に
特に、「空間の整理」は、私にとって耳の痛い内容。
情報の整理や思考の整理をするためには、日常生活も含めた空間の整理が必須であること。
普段から、「これは本当に自分にとって必要か?」と真剣に問い、優先順位を付ける作業が欠落しているために、悩むべきでないことで悩んで時間を無駄にしたり、自分の空間が整理できていないのだ、ということを痛感しました。
普段の生活態度が仕事にも通じる。それくらいの緊張感を持って日常生活を送りたい、と気持ちを改めました。
それから、書籍の内容からは離れますが、アートとビジネスの関係は、ますます密接になっているような気がします。
それは、アートとサイエンスの世界がお互いに補完しあうという関係。どちらの世界に属していても、両方のセンスが求められているということ。
佐藤氏をはじめとするアートディレクターやプロダクトデザイナーが注目されているのも、このような背景があるからに違いありません。
IDEOやPixarが、ハーバードビジネスレビューやウォールストリートジャーナルで取り上げられてきているのも、その現れでしょう。
どちらのセンスも、身に付けて行きたい、いや、身に付けなければいけない、のかも知れません。
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